スーパーマーケッ子のヴェルサス日誌

ゲーム・お菓子・ときどき仕事

どせいさんの言葉に救われる の巻

いろんなバイトを経て、現在スーパーマーケットに就職した。

取り様によっては、アルバイト時代に様々な経験をしたとも

とれるが、そうではなく若かりし頃は一つのことが続かなかっただけ。

 

コンビニ、清掃員、結婚式場、ホテルの配膳、馬の世話係などなど。

唯一長く続いたのがコンビニであり、その延長線上で

小売業ならいけるのではないか、という流れで現在に至る。

やめたくなったらやめる子。

それが、スーパーマーケッ子である。

 

10年近くスーパーマーケットの社員として働けているので

天職とは言わないまでも、何とかなっているといえるのではないか?

文句の尽きない職場であるし

何度「やめてやる!」と思ったか数えきれない。

基本物事は長続きしない性格なのだ。

上記したアルバイト経験からもそれはご理解いただけるかと思う。

 

そんな私が現在の仕事を何とかかんとか続けられているのは

前職のおかげに他ならないと思っている。

 

私は大学を卒業してすぐ今の仕事に就職したわけではなくて、

実は再就職でスーパーマーケットの店員と相成ったのだ。

 

新卒入社したのは地元の中小企業で

半年くらい向上で勤務させられた後、

何を思ったか営業の方に回されたのである。

よっぽど工場作業が向いていないように

見えたのかもしれない。

 

営業。

なんとなく聞こえはいいが

中小企業の営業は・・・というか私が働いていた会社は

なんでも屋さんであった。

顧客の荷物配達はもちろん

自社工場の資材移動や社員旅行の運営係、

朝礼当番もやった。

わけわからなかったのが、

社長が飲み屋かなんかで知り合ったらしい

コンサルタント

自己啓発講座に参加させられて

退勤後にセミナーに通わされたこともあったなあ。

 

今となっては「中小企業なんてそんなもんだ」というような

不満がぎっしり詰まっていた。

年間休日108日は大嘘で、

休みのはずの土曜日はほぼ顧客への配達があったし

5時~18時半の勤務をしているが

払われた給料は8時半から17時となっていた。

賞与は年2回となっており、期待したが、

夏の賞与は一律5000円。

冬はフツーに1カ月半くらい出たんだったかな?

 

書き起こしてみると、まあそんなもんかとも思えるけど

そんなところで心血注ぐ必要もないよな。

退社はいい判断だったと思う。

 

やめてから冷静になってとんでもないブラック企業だと思えたけど

新卒の私には企業で働くということは

こういうことも織り込み済みとして飲み込まなきゃだと思っていた。

周りの先輩も文句ひとつ漏らさず働いていたしね。

 

あの当時、鬱一歩手前まで追い詰められて、結果退職したけれど、

今となってみれば、あの時のしんどい記憶のおかげで

今と比較ができて働けているんだと思う。

 

 

それでもつらいときは、あるけどね。

 

やめたいとき やめるといい

その通りだよね。うん。

 

前職から学んだ「あの時よりはマシ」と

あと一歩まで追い詰められた末、退職という決断をできた経験の中で

「やめたいとき やめるといい」に踏み切った。

この2つの言葉で、壊れずにやっていけそうだ。

 

明日もがんばらずに、頑張る。