スーパーマーケッ子のヴェルサス日誌

ゲーム・お菓子・ときどき仕事

おばあちゃんの知恵袋は令和には通用しない の巻

何かのためになれば、と

スーパーマーケットのあり方について勉強を始めた。

 

 

ダルダルで初めては見たものの

意外と興味深い項目があったので

ブログにアウトプットしてみようと思う。

 

◆スーパーマーケットの賢い売場づくりにおいて重要なのは

「思い込み」を排した「科学的」アプローチ

 

 我々が新入社員のころ、先輩方から受けた心得に必ず出てきた項目が

 今回のお勉強の中で全否定された。

 

 ①「お客の目の高さ」が最も売れる商品の高さ。

 ②人間は右利きが多いので、商品棚の右側に配置される商品がよく売れる。

 ③アイテム数に比例して売り場全体の売り上げは上がる。

 ④お客は買い物の内容を大体決めて来店する。

 ⑤日替わり商品の販売個数アップはチラシのおかげ。

 ⑥ご高齢のお客の来店率が最も高いのは午前中。

 

①~⑥まで今日の今日まで大真面目に信じていたけど

全部間違いらしい。

 

例えば①なんかの正解はザックリ言えば

目線より1段下の棚が最も売れる商品の高さということになる。

人間の中心視野は、目の高さから20㎝ほど下がるらしい。

さらに、人間の体の構造上、眼球を動かさずに

見える範囲というのは中心視野が1~2度。

周辺視野は上向き60度で下向きが70度。

下の方が若干広い。

それでいて、人は真正面よりやや下目にうつむいて

お買い物をする傾向にあるため、

我々が本来想定していたゴールデンゾーンよりも

1段下にゴールデンゾーンを構えるのが正解、というわけだ。

 

欲しい商品があらかじめ決まっていて

買い物をするとき以外、人はふわっと売り場を見るので

おのずとゴールデンゾーンを意識して売り場を作成しなければ

チャンスロスを発生させてしまう。と。

 

ここまで読んで脳みそがものすごく疲れたから

今日はもうやめよう。

興味のない分野の本はページの進みが遅い。