スーパーマーケッ子のヴェルサス日誌

ゲーム・お菓子・ときどき仕事

平岡のカレー の巻

お客さんは「これがないなら他のでもいいや」とはなかなか言わない。

「これが欲しかったからわざわざこの店に来たのに!」がほとんど。

 

自分の日常使いしている商品が欠品していると

悪態をつかずにはいられないようで。

よくあるセリフとして「この商品人気なんだから切らしちゃだめだよ」

というアドバイス型の押し付けゼリフ。

仕事とはいえ、イラっと来る。

とっちにはてもとにPOS(販売データ)があるので

人気かどうかなどいわれるまでもなくわかる。

上記の「この商品・・・(略)は十中八九人気でない商品の場合が多い。

だって、人気の商品は潤沢に在庫を持つから。

 

今日のお題とそれてしまうので修正するが、

自分の知識の感覚でこっちが同じように認識していると思い込んで

話されることのめんどくささ、について。

 

来店してのお問い合わせと同じくらい、

電話での問い合わせは多い。

「無いなら行かない」ということなんだろう。

それはいいのだけど、

ハキハキしゃべっていただきたい。

格安SIMなのか何なのか知らないけど

靄がかかったような電話でフガフガ喋っておいて

聞き取れない旨伝えた瞬間に大声で切れるとか、マジでやめてくれ。。。

 

あとは、担当部門んだから、一流メーカーの商品から

超マイナーメーカーのマイナー商品まで知らないものはないと思って

話してくるめんどくささ。

・・・まあ、こっちに関してはこちらもプロフェッショナルとして

知識を貪欲に吸収するべきなので、

知らない場合は「ごめんなさい」だけど。

 

今日もタイトルの「平岡のカレー」という謎のカレーについて

お問い合わせが来て非常に困った。

たとえば「テレビで取り上げられた平岡食品のまろやかカレーという

カレールーを探しているのですが」とくれば

今話題なのか。

これから入荷するかな?とか調べようもあるものの、

「平岡のカレーはいつ入荷しますか?」とくると、

現在取り扱いがあるものなのか。

これから発売なのか、それとも依然買っておいしかったから

また購入したい、なのか。

そもそもルーか、レトルトか。

他のお店と勘違いしてないか。

疑問はいろいろある。

 

お客によってはその辺のことを尋ねた瞬間に

なぜかブチギレられることがあったりするので

可能な限り、この時点で取り扱いの有無、可否の

回答ができるのがベターだ。

 

しかし平岡のカレー。

メーカー名も聞き覚えがない。

一度電話を保留にして

スマホで検索するも北海道の地名とその周辺のカレー屋の情報くらい。

 

わかんねえ。

仕方がないのでお客さんに

「平岡のカレーというのは販売もなく入荷の予定も

ないようなのですが。」と告げる。

すると「あ、ヒロアカです。」

 

んん?

 

ひろあか・・・

 

 

 

ヒーローアカデミアって言えやああああッ!