スーパーマーケッ子のヴェルサス日誌

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ロシアにいた頃 の巻

連日、ニュースは

ロシアのウクライナ侵攻のニュースが続いている。

 

多分日本の人ってあんまりロシアになじみがないから

この一件でロシアという国に対するイメージが

ものすごく悪くなっている気がする。

無理もない。けど。。。

私は複雑な思いだ。

 

実は、私は大学生だったころ半年間ロシアに

暮らしていた。

 

私の住んでいたウラジオストクという町は

ロシアとはいっても極東の町で、

ヨーロッパっぽい町並みに

アジアの文化が溶け込んでいる

不思議な町であった。

 

町には旧ソ連のころの名残で

海岸に軍事施設が記念館のようになって残っており

そこに戦車がおいてあったりして

日本ではなかなかお目にかかれないものに

たくさんお目にかかれた。

 

日本みたいにインフラもしっかりとはしておらず

公道のマンホールが壊れており

大きな穴が開いていて、それを木の板で

落ちないようにしているのもみた。

 

ある時は道に注射器が落ちていた。

学校の先生は「ロシアでは若者の間でクスリが

流行っているから仕方ない」と言っていてゾッとしたりもした。

 

部屋のシャワーは冬の間しかお湯が出ないというルールで

夏の期間は気合を入れて行水して暮らしていた。

 

毎日が驚きの連続で半年間はあっという間に過ぎてしまった。

私にとってはかけがえのない半年間であり、

大人になった今でも時々訪れたいと思う

思い出の地なのだ。

 

だけど、こんなことになったことで

ロシアのイメージは最悪になってしまっている気がする。

 

私はたった半年でロシアのすべてを知ったわけではないが、

少なくとも、ロシアで我々と同じように普通に暮らす

平和的な考え方をする人がいることを知っている。

 

プーチンの決断によってすべてのロシア人が

そういった人種であるように思われてしまうのは

非常に残念に思う。

 

何よりもウクライナ人々のためにも

早く平和的な解決をしてほしい。