マイルたまる の巻

世間でちょっとずつ話題になってきた。

１０月にまた酒の値上がりがある。

今回はとんでもないな。

ものによっては昨年対比で売価が２倍くらいになるときた。

驚かされたのは今年のボジョレヌーヴォーの値段。

わがスーパーの最安値のボジョレーヌーヴォーの価格は

１１８０円だった。

その値段すらその前の年の値段から２００円値上げしての値段だったというのに。

今年、いくらだと思う？

聞いて驚け、まさかの２４００円！

もう、唖然だよね。。。

売れるのかな？？？

さて、

私はね、この値上げが単純に資材高騰と

円安の影響だけだと思っていたのだけれど、

今日バイヤーから聞いた話にはさらにもう一つ理由が乗っかっていた。

これが、輸送コスト。

燃料費の高騰ってだけじゃないんだと。

なんだと思う？

答えは距離。

詳しく話さなかったけど、

多分、昨年の空輸ルートにロシアの領空が入っていたらしい。

ところが、今年はご存じの通り

ロシアは絶賛戦闘中。

この所謂、日本までの最短ルートが使えないため

距離と方法が複雑化しているとのこと。

言われてみればそうだよな。

ワイン運ぶために撃ち落されたらたまったもんじゃないよな。

こういったいくつもの要素が重なった結果

とんでもない価格高騰となったわけだ。

こうなったことに人々は価値を感じて

需要が高まったりするんだろうか？

それとも「そんなに高いなら飲まねーよ」となるだろうか。

読めないなあ。

戦争は対岸の火事だと思っていたが、

ばっちり自分の仕事に影響を及ぼすところまできた。

やっぱり戦争なんてするもんじゃあないんだよ。