食べていいエキストラと食べないエキストラ の巻
映画を観たから映画の感想と行きたいところだけれども
わざわざ書き起こすこともないという感想だったことと
それよりも書き残しておきたいなということがあったので
そんなテーマで書いてみる。
今日観たこのソウオールリセットという映画は
言わずもがなソウシリーズの映画なので
グロテスクで観る人を選ぶ映画なんだけど、
当然そんな映画にも日常シーンは出てくるわけで
普通の街並みのシーンもあるわけで。
そんなワンシーンの中に街角のアイス屋さんで少年少女が
アイスを買って、店員から受け取り、食べるという
すごーく普通のシーンがあったわけだが、
本編の展開どうこうそっちのけで
ふと頭によぎって気になったことがあった。
このシーン、結構な人数のお子様が
アイス屋さんに並んだり、購入していたり
すでに受け取った後だったり食べてる子だったりしているシーンだ。
手に持ったアイス、食べちゃいけない子とかもいるのかな？と。
ベンチに座って食べている子は
監督とかから「自然に食べる演技をしててくれ」とか
言われて、指示通り食べるでいいだろう。
購入して走っていくだけの子は当然食べるというシーンまで
たどり着かないだろうから「渡されたら走って行ってくれ」までの
指示かもしれない。
そのあと、勝手に食べたらダメなんだろうし。
蛇の生殺しってもんじゃないか
あんなおいしそうなアイスキャンデー。
いや、「こういう仕事だから」ってのは百も承知。
でも、私これけっこーつらいかも。
前の子はアイス食べる少年Aだから食べるのOK で
私はアイスを買う子Bだから食べてはいけないけど
持って走る。
「アイスが食べたいのでAの役と交代させてください」と
私なら言いたい。
バカみたいな話だけど、一度上記のことを気にしだしたら
エキストラという仕事についてあれこれ考えだして止まらない。
例えばプールサイドのシーン。
プールで気持ちよさそうに泳ぐエキストラAと
プールサイドで友人としゃべってるエキストラB。
夏の撮影ならAが断然いい。
ちょっと肌寒くなってきた秋口ならBがいいか。
全速力で逃げるA、怪獣に踏みつぶされるB。
この場合、労力が少ないのでBがよさそう。
エキストラの給与の仕組みが分かんないから
何とも言えないけど、もしも同じ給料なら
「こっちのほうが」ってのが必ずあるな、って話。
ストーリー展開に一切ふれず、
得するエキストラ、損するエキストラの話で終わってしまったｗ
