スーパーマーケッ子のヴェルサス日誌

ゲーム・お菓子・ときどき仕事

ニワカにはきつい の巻

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京都まで旅行してしまうくらい新選組が好きなのだが、

長年存在こそ知っていたものの、読んだことのなかった燃えよ剣を読破。

いやー、厳しいなあ。

 

もう読むことはないでしょう。

 

幕末史という史実を

文献から読み解きつつ独自の解釈とオリジナル要素を

スパイスとして物語に仕上げてあるのがわかる。

 

ただ、読みづらい。

実際に残る文献からの引用で物語が進んだり

登場人物が

現在では使わない言いまわしてしゃべったりするもんだから

ニワカは時々「?」となること必至。

 

知りうる限りのベースの知識を総動員して

こういう風につながるんだよなー、とか

自分で租借しながら読む必要がある。

 

さらに、まるですべて事実のような描き方をされるが

オリジナルのキャラがいたりする。(土方歳三のライバル

として描かれている七里研之助はオリジナルである。)

 

あくまでも史実をもとにして描かれたよくできた

フィクションだということを忘れてはならない。

この本だけをもとに

人と幕末談義をしようものなら突然恥をかく可能性もある。

 

昨今あふれる新選組インスパイア系くらい

あくまでもデフォルメとわかるものならともかく、

燃えよ剣はどこが創作でどこが史実か判断が難しい。

それくらい創作がうまく混ざり合っているということだね。

 

なんだろう。

上下巻読破に1週間。

テスト勉強したくらい疲れたぜ。