スーパーマーケッ子のヴェルサス日誌

ゲーム・お菓子・ときどき仕事

ノスタルジーを語る の巻

 

 

特筆すべき出来事のない1日だったし、

口をついて出るのは仕事の愚痴くらいなもの。

 

だから、今日は

「私の手放せない漫画」について書いてもいいですか?

 

一見、子供向けのギャグマンガかと思いきや

大人に向けたノスタルジー漫画であると捉えている。

 

ビッグコミックスピリッツで、なぜこの漫画?

と思ったものだが、「エモい」まさにこれだろう。

 

子供の頃のちょっとしたことで

悩んだり喜んだり怒ったり・・・

大人になると忘れてしまう気持ちを

漫画化したものだから、大人に響くんじゃないか?

むしろ、子供だとこの漫画の本質って

理解できないのでは?

 

休みのある日、遊ぶ友達もいない日

ふと団地の壁のシミを見上げる。

転校していってしまった友達が言っていた

「見上げると人の顔に見える」

誰も信じなかったのに

退屈すぎて壁を背もたれにして見上げたともおだけが

気づいて「あいつもそういえば時々こうしてたな」

のエピソードとか印象的。

決してみんなとうまくいっていないわけじゃない、けど

自分がだれかにとっての一番の友達じゃないことに

気づいた時の疎外感の話とかも好き。

多感期の私自身の悩みだったから。

 

単純に笑えるエピソードも大人になったおっさん、おばさんの

若き日のあるあるとして最高だけど、

笑いでなく、ヤマもオチもイミも一切ないようなエピソードに

隠された哀愁が、仕事疲れの毎日にグサッとささるときがある。

精神状態で誰の目線で一つのストーリーをみてくかが変わるのも

自分のことながら面白い。

 

日常につかれた大人なら一読の価値あり、かも。