スーパーマーケッ子のヴェルサス日誌

ゲーム・お菓子・ときどき仕事

奇跡体験 の巻

パートさんが奇妙なことを言う。

最近家を買った。

今まで住んでいた家を売ることになり

あとは家の鍵を新しい家主に渡すだけだというのに

買い手の都合で引き渡しが翌週に延びる。

さらには、渡すはずの家の鍵が行方不明に。

 

「お盆だしねえ。神隠しにあったのかねえ?」と。

 

いやいや、お盆は不思議現象や妖怪の

たぐいとは無関係だろーよ。。。

 

とはいいつつも、やはりこういった時には

不思議現象が起こりがち。

 

私も、かなり昔のことになるが、

じいちゃんの葬式の直後不思議現象に見舞われたことがある。

 

じいちゃんが亡くなったのは冬の日のことだった。

通夜の夜もふけ、幼かった私は酒盛りする親戚一同をしり目に

すやすや隣の部屋で寝ていたわけだ。

 

通夜の夜は線香を絶やしてはいけないらしい。

ということで酒盛りは仏壇のそばでやっているわけだが

私はその隣の部屋でストーブを付けて寝ていた。

で、昔から寝相の悪い私。

寝返りをうった拍子にストーブに布団が乗っかった。

そのストーブというのも、昔ながらのガスストーブ。

 

布団にばっちり引火。

それでも眠る私。

 

一方そのころ、隣の部屋では

宴会が続いていた。

そんな中、なぜか仏壇のローソクが突然倒れたんだそうな。

それをきっかけに隣の部屋で眠る私のことを思い出したそうな。

 

様子を見に来た大人たちはびっくり!

燃える布団で眠り続ける私。

慌てて鎮火して事なきを得たそうな。

 

・・・というようなことがあり、

そのエピソードを聞くと私はあの時

じいちゃんに守られたんだな、という話になるのである。

 

ほんとのところ、そんな奇跡があるかどうか・・・

たまたまじゃない?とも思うけど、まあいい風に信じておこう。